内窓の結露が窓の間に出る原因と対策をプロが解説|さいたま市
✔ 内窓を付けたのに、朝になると窓の間が濡れている
✔ 外窓の水滴がレールにたまり、カビが心配
✔ 対策を調べても、自分の家に当てはまるか分からない
✔ 毎朝の窓拭きから解放されたい
これらのお悩みは、結露が出た「場所」を見分けて、湿気の入り口をふさぐことで解決できる可能性があります。
結論からお伝えすると、窓の間の少しの結露は内窓が暖かさを守っている結果で、水滴が垂れるほど多い時に見直すのが目安です。
日本建材・住宅設備産業協会の2025年12月の試算では、断熱等性能等級4相当の戸建てでも、冬の熱の41.2%が窓などから逃げるとされています。
こんにちは。東京・埼玉で窓断熱リフォームを手がける、株式会社Knot Insight(ノットインサイト)の丸岡です。
本記事では、プロの視点から窓の間の結露の見分け方と対策を解説します。
🏠1. 内窓を付けても窓の間に結露が出るのはなぜ?
内窓の窓の間に出る結露は、室内の湿った空気がすき間から入り、冷たい外窓で冷やされて起こります。内窓の不具合とは限りません。
結露とは、空気中の水分が冷たい面で冷やされて水滴になる現象です。水滴に変わり始める温度を露点と呼びます。
内窓を付けると、外窓と内窓の間に空気の層ができ、室内側のガラスは冷えにくくなります。その分、外窓は外気に近い温度のままです。
そこへ室内の湿気が少しでも入ると、外窓の内側で露点を下回り、水滴になります。
窓がどれほど冷えやすい場所かは、数字にも表れています。よく引用される「冬は熱の58%が窓から逃げる」は、日本建材・住宅設備産業協会が1999年(平成11年)の省エネ基準の住宅を想定した試算です。
同協会が2025年12月に公表した新しい試算では、2025年4月から新築に義務付けられた水準である断熱等性能等級4相当の戸建てでも、冬の熱の41.2%が窓などの開口部から逃げるとされています。
家の断熱が進んでも、窓は今も熱が最も逃げやすい場所だと考えられます。
窓の間の結露は、室内側のガラスが乾いているかどうかをまず確認してみてください。
室内側が乾いていれば、お部屋のカビのリスクは抑えられていると考えられます。
そのうえで、窓の間の水滴の量と、どこから湿気が入っているかを見ていきます。
👉 関連記事:窓の結露は断熱で解決!プロが教えるカビ対策【練馬・板橋】
🛡️2. 結露はどこに出た?場所別に原因と対策を見分けよう
結露の対策は、濡れている場所で変わります。朝いちばんに「室内側のガラス」「窓の間」「サッシの枠」の3か所を見てみましょう。
2-1. 自分の家の結露はどのケース?
弊社にいただいたご相談から、2つのお宅の例をご紹介します。
1つ目は、性能の高い窓なのに、南側の窓の下に結露が出るというご相談でした。
2つ目は別のお宅で、石油ストーブを使うためLDKが特に結露し、暖かい空気が上がって3階の窓にも結露が出るというご相談でした。
室内に排気する石油ストーブは燃えるときに水蒸気を出すため、暖房の種類も結露の量に関わります。
2-2. 条件別早見表
| 濡れている場所 | 考えられる原因 | まず試すこと |
|---|---|---|
| 窓の間(少し曇る程度) | 内窓が暖かさを守っている結果 | 様子を見る・朝に換気 |
| 窓の間(水滴が垂れる) | すき間や閉め忘れで湿気が入る | 鍵まで閉める・室内の湿度を下げる |
| 室内側のガラス | 湿度が高い・ガラスの断熱性能が不足 | 加湿を控える・ガラスの種類を確認 |
| サッシの枠・レール | 金属枠が冷える・水滴がたまる | こまめに拭く・外窓の枠を確認 |
2-3. 自分でできる対策と、施工店に頼む対策
自分でできる対策は、内窓を鍵まで閉める、湿度を上げすぎない、料理や入浴の後に換気する、の3つです。
施工店に頼む対策は、戸車の調整やパッキンの点検、ガラスの交換です。閉めても内窓が少し動く、すき間から風を感じる時は、調整で改善することがあります。
ガラスの交換を考える前に、結露の量と、加湿・換気・暖房の種類といった暮らし方を確かめてみてください。
原因が暮らし方と窓のどちらにあるかが分かると、本当に必要な工事を見極めやすくなります。
🌡️3. 窓の間の結露で見落としやすい原因は?
窓の間の結露で見落とされやすいのは、加湿のしすぎや24時間換気の停止など、窓以外の暮らし方です。
さらに別のご相談では、6畳の部屋に家族4人で寝ていて、加湿も多すぎる状態でした。
また、24時間換気を止めていました。
比較的性能の高い窓でも、暮らし方によっては結露は起こります。
このお宅には、内窓で窓の性能をさらに上げながら、結露が気になる時は日中に部屋のドアを開けて、空気が流れるようにすることをお伝えしました。
3-1. 湿度が高いと、内窓でも結露は増える
空気が含むことのできる水分の量には上限があり、湿度が高いほど、少し冷えただけで結露します。
湿度の目安として、厚生労働省が所管する建築物衛生法の管理基準では、事務所などの建物の相対湿度を40%以上70%以下とするよう定められています。
住宅向けの基準ではありませんが、湿度計で数字を見る習慣をつけると、加湿のしすぎに気づきやすくなります。
3-2. すき間とガラスで、結露の量は変わる
窓の間に入る湿気を減らすには、すき間を少なくすることが基本です。
あわせて、内窓のガラスが1枚ガラスの場合は、複層ガラスやLow-E複層ガラス(熱を伝えにくい膜をつけた2枚ガラス)にすると、室内側が冷えにくくなります。
👉 関連記事:夏の騒音と暑さを窓から解決|内窓の選び方|練馬区・板橋区
3-3. 【注意】暮らし方で結露が増えるケース
・加湿器を窓の近くに置くと、湿った空気が直接ガラスに当たります。部屋の中央寄りに置くと効果的と考えられます。
・24時間換気は止めずに使いましょう。止めると、呼吸や暖房で出た湿気が部屋にたまります。
・厚手のカーテンを窓に密着させると、冷えた湿気がこもり、カビの原因になりやすくなります。
✨4. 結露を施工店に相談する前に何をすればいい?
相談の前に、結露の写真・日時・室内の湿度の3つを記録しておくと、原因を早く見分けやすくなります。
4-1. まず結露の量を知る
対策の前に、結露の量を知ることから始めてみませんか。
朝、窓の間が「曇る程度」「水滴が垂れる」「レールに水がたまる」のどれに近いかを、スマホで1枚撮っておくだけで十分です。
曇る程度なら様子を見てよく、水がたまるほどなら、すき間や暮らし方の確認をおすすめします。
4-2. 相談前のチェックリスト
☐ 濡れている場所(室内側・窓の間・枠)の写真を撮った
☐ 結露が出た日時と、その日の天気をメモした
☐ 湿度計の数字と、加湿器・部屋干しの有無を記録した
☐ 内窓を付けた年と、保証の内容を確認した
写真があると、原因の見当をつけやすくなります。
4-3. 補助金は使えるのか
内窓のガラス交換や、まだ付けていない窓への内窓の追加は、国の「先進的窓リノベ2026」などの対象になる場合があります。
対象製品や条件は年度ごとに変わるため、工事の前に確認することが大切です。
👉 関連記事:【2026年8月更新】東京・埼玉の窓断熱リフォーム補助金|制度の違い・申請の順序・落とし穴をプロが解説
❓5. 内窓の結露でよくあるご質問
Q1. 内窓を付けたのに窓の間が結露します。不良品でしょうか?
A. 不良品とは限りません。窓の間の結露は、室内の暖かさが守られている結果として起こることがあります。
水滴が垂れるほど多い場合は、すき間や湿度を確認しましょう。
Q2. 窓の間の結露は拭いたほうがいいですか?
A. 水滴がレールにたまるほどであれば、拭き取ることをおすすめします。
放置すると、サッシのパッキンなどにカビが出る原因になります。
Q3. 窓の間を換気する方法はありますか?
A. 結露が出た朝に、内窓と外窓を数分開けて空気を入れ替える方法があります。
Q4. 二重窓のガラスを替えると結露は減りますか?
A. 内窓が1枚ガラスの場合、複層ガラスやLow-E複層ガラスにすると室内側のガラスが冷えにくくなり、室内側の結露は減りやすくなります。
Q5. 結露の相談をすると、工事を勧められますか?
A. 調整や暮らし方の見直しで改善が見込める場合は、そのようにお伝えします。
写真を見たうえで、お住まいの状況に合った方法をご提案します。
🏡6. 結び|さいたま市・板橋区・練馬区の窓の結露でお困りの方へ
窓の間の結露は、原因を分けて考えれば、落ち着いて対処できる悩みです。
◎ 窓だけ見ない、住まい全体を見る
結露は、窓の性能だけでなく、換気の仕組みや暮らし方、お部屋の湿気の出どころとも関係しています。
窓まわりと一緒に、住まい全体の空気の流れを確認してご提案します。
◎ 補助金申請は手続きごと弊社が対応
ガラスの交換や内窓の追加で補助金を使える場合は、制度の確認から申請の手続きまで弊社で対応します。書類の準備も一緒に進めます。
「この結露は様子を見ていいのか知りたい」という段階でも、写真とメモを見ながら一緒に原因を確かめていけたら嬉しいです。
結露の状態や、内窓のガラスについて詳しく相談したい方はこちらからどうぞ。
写真を送りながらやりとりしたい方は、LINEをご利用ください。
丸岡吾郎|株式会社Knot Insight 代表(https://www.knotinsight.jp/company/)
建設業許可:埼玉県知事許可(般-7)第079245号
先進的窓リノベ2026登録事業者/賃貸住宅の断熱・再エネ集中促進事業者
対応エリア:東京都23区全域(板橋区・練馬区・新宿区ほか)/埼玉県全域(さいたま市・川口市・戸田市ほか)
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