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LIXIL対YKK AP!内窓・玄関ドア9項目徹底比較|東京・埼玉

LIXILとYKK APの内窓・玄関ドアを徹底比較|東京・埼玉対応の断熱リフォーム専門店

みなさん、こんにちは。株式会社Knot Insight(ノットインサイト)の丸岡です。

「内窓を入れたいけれど、LIXILとYKK APのどちらにすればいいのか」——ご相談でよくいただく質問のひとつです。


先に結論をお伝えすると、「どちらが上か」を競うような話ではなく、それぞれに違った強みがある、というのが正直なところです。

9項目で比べたところ、5項目は引き分け。ただし4項目ははっきり差が出ました。

そして、その4項目こそがご自宅に合うメーカーを決める分かれ道になります。


当社は特定メーカーの特約店ではありません。

どちらのメーカーもお出しできるので、「売りたい方」ではなく「お宅に合う方」をそのままお伝えできます。この記事も、その立場で書いています。

まずはご自宅の条件から答えを出せる早見表からご覧ください。


🏠【結論】ご自宅の条件でメーカーは絞れます


下の表を見て、当てはまる条件がひとつでもあれば、そのメーカーが有力候補になります。

逆にどれにも当てはまらない場合は、断熱・防音・掃除・補助金のどれを目的にしても両メーカーで大きな差はないので、見積額と納期で選んでいただいて大丈夫です。

ご自宅の条件 選ぶなら 根拠(本記事の該当項目)
窓枠の奥行きが狭い/ふかし枠を増やしたくない YKK AP 1-3 設置に必要な奥行き
内窓の色をブラックなど濃色でそろえたい YKK AP 1-6 デザインとカラー
猫などのペットと暮らしている LIXIL 1-5 ペットを飼う場合
玄関ドアで断熱性能の最高値を狙いたい YKK AP 2-1 断熱性能の限界値
玄関ドアのデザインの幅・電気錠の使い勝手を重視したい LIXIL 2-2 デザイン・使い勝手
上記のどれにも当てはまらない(断熱・防音・掃除・補助金が目的) どちらでも可 1-1/1-2/1-4/1-7 すべて引き分け

以下、9項目それぞれの中身をご説明します。


🛡️1. 内窓(二重窓)はLIXILとYKK AP、どちらを選ぶ?


断熱・防音・掃除・補助金は互角です。差がつくのは「窓枠の奥行き」「色」「ペットの有無」の3点です。


1-1. 断熱性能|【引き分け】

Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)を組み合わせたときの熱貫流率(Uw値)は、インプラスが1.35 W/(㎡・K)、プラマードUが1.38 W/(㎡・K)。

両者とも樹脂枠を採用していて、数値上のわずかな差は実生活で体感できるレベルではありません。

🖋️ ここがプロの視点
内窓の断熱性能は、サッシメーカーの差より「どのガラスを組み合わせるか」で9割が決まります。
カタログ上の数値差より、部屋の方角や日照条件に合わせて、太陽光を遮る「遮熱タイプ」か、室内の暖かさを守る「断熱タイプ」かを選び分ける方がずっと大事です。

1-2. 防音性能|【引き分け】

両メーカーとも、JIS基準の最高等級「T-4等級(約40dBカット)」に対応。

交差点やトラックの騒音を大幅に軽減できる性能を備えています。

🖋️ ここがプロの視点
防音目的なら、ガラスの構造が鍵です。厚さの違うガラスを組み合わせた「異厚複層ガラス」(3mm+5mmなど)を選ぶのが防音設計の基本になります。
ただ、音の感じ方は人それぞれ。
「ピアノの練習音が漏れないように」「在宅ワーク用に集中できる環境にしたい」など、目的によっては別メーカーの製品や、壁・天井側の防音対策まで含めた合わせ技が効くこともあります。
防音にこだわりがある方は、ご相談の最初に教えていただけると嬉しいです。

👉 関連記事:プロが教える防音・防犯の内窓|合わせガラスと補助金|さいたま市


1-3. 設置に必要な奥行き|【YKK APの勝利】

引き違い窓の場合、LIXILのインプラスは設置に約70mmの奥行きが必要です。
マンションでは窓枠がこの基準に満たないケースも多く、現地調査で確認することが前提となります。

一方、YKK APの最新モデル「ウチリモ」は枠を室内側に持ち出す独自構造で、条件によっては最小47mmでも設置できるケースがあります。
戸建てに多いオペレーターハンドルタイプの窓も枠の奥行きが狭いケースが多く、こちらもウチリモが収まりやすい傾向があります。
ふかし枠なしで設置できれば、その分コストを抑えられることもあります。

🖋️ ここがプロの視点
窓枠の奥行きだけでなく、窓の開閉方法・クレセント錠の長さ・その他干渉物の有無を現地で確認しています。
カタログ上は取り付け可能でも、これらが原因で設置できないケースがあるため、現地調査が必ず必要です。
「自分の家に内窓がつけられるか確認したい」というご相談だけでも構いません。お住まいのエリアをお知らせください。

1-4. 掃除のしやすさ|【引き分け】

LIXILは枠に静電気を帯電させない「ダストバリア」技術で、ホコリそのものを寄せ付けないアプローチ。
YKK APはレールの溝を浅く広くした「お掃除ラクラク構造」で、掃除機のノズルでゴミを吸い取りやすくしています。

🖋️ ここがプロの視点
「縦枠のホコリを拭く手間を減らしたい」ならLIXIL、「レールの溝掃除をラクにしたい」ならYKK AP。
日々の家事でどこをラクにしたいかで選んでいただけると、後悔が少ないと思います。

1-5. ペット(猫等)を飼う場合|【LIXILの勝利】

LIXILの「インプラス」には、静電気を抑える「ダストバリア」技術が搭載されています。
樹脂サッシ特有のホコリ・ペットの毛の吸着を抑える設計です。

🖋️ ここがプロの視点
内窓選びで意外と見落とされがちなのが、素材変化による逆転現象です。
樹脂は静電気を帯びやすいので、アルミサッシのお宅に一般的な樹脂内窓を入れると、例えば猫の毛のような細く軽いものがフチに吸着しやすくなることも。
インプラスのダストバリアは静電気そのものを抑える設計なので、こうしたマイナスを未然に防げます。

1-6. デザインとカラー|【引き分け】

標準的なカラーであればほぼ同等で、既存の窓枠次第です。
LIXILは建具と合わせやすい木目調が豊富で、水回りに合う「プレシャスホワイトP」もあります。
YKK APはトレンドの「グレイジュ」やモダン空間に合う「カームブラック」を用意しています。
ブラックをご希望の場合はYKK APが選択肢になります。

🖋️ ここがプロの視点
すでにLIXIL製の建具を使っているなら、インプラスを選ぶと自然に馴染みます。
ただし製造時期によって色味や木目柄が少し違うこともあります。
一方、黒い窓枠が欲しい場合は、カームブラックの設定があるYKK AP(ウチリモ)が候補になるかと思います。

1-7. 補助金対応|【引き分け】

環境省が所管する「先進的窓リノベ2026事業」のS・SSグレードには両メーカーとも対応しており、申請上の有利不利もありません。

🖋️ ここがプロの視点
Sグレードでは互角ですが、補助金最高額のSSグレードを狙う場合は真空ガラスの選定が必要です。両メーカーとも対応していますが、製品の組み合わせや在庫状況で変わることがあるため、申請前に確認しておいた方が安心です。東京都にお住まいの場合は、先進的窓リノベとクールネット東京の併用も検討できます。
なお2026年度の埼玉県補助金の予算枠は終了していますが、国の「先進的窓リノベ2026」は引き続き活用できます。
さいたま市をはじめ埼玉県にお住まいの方でも、メーカー選定・グレード選定・工事のタイミングを工夫することで、実質負担を抑えたプランをご提案できますのでご相談ください。

👉 関連記事:【2026年最新】東京・埼玉の窓断熱リフォーム補助金活用ガイド


✨2. 玄関ドアはリシェント(LIXIL)とドアリモ(YKK AP)、どちらを選ぶ?


断熱性能の最高値を求めるならYKK AP、デザインの幅と電気錠の使い勝手ならLIXILです。


2-1. 断熱性能の限界値|【YKK APの勝利】

最高峰の断熱性能で見ると、YKK APのドアリモ「D50」がリードします。
ドア厚70mm、枠までアルミ樹脂複合構造の無採光デザインで、熱貫流率0.95を実現。最高ランクの「SSグレード」対象です。

🖋️ ここがプロの視点
ただし、性能が上がる分、価格も比例して高くなります。
東京・埼玉エリアの気候であれば、ワンランク下のグレードでも十分快適に過ごせるケースが多いので、「どこまでの性能が本当に必要か」を含めて、一緒に考えさせてください。

2-2. デザイン・使い勝手とのバランス|【LIXILの勝利】

LIXILのリシェント「高断熱仕様 ハイグレードモデル」は、熱貫流率1.5以下のSグレード対象。
LIXILは電子錠「FamiLock」の使い勝手や、採光・採風デザインのバリエーションが豊富です。

🖋️ ここがプロの視点
YKK APでSSグレードを取るには「ガラスなし」の無採光ドアを選ぶ必要があります。
一方、LIXILのハイグレードモデルなら、光を取り入れたい・採風機能が欲しいといった要望を叶えながら、Sグレードの補助金も活用できます。
最高断熱を取るか、暮らしやすさとのバランスを取るか——ここが分かれ目です。

2-3. 玄関ドアリフォームで知っておきたいこと

玄関ドアのカバー工法は、1箇所あたり約半日(4〜5時間)で完了します。
大掛かりな工事ではないので、生活への影響は最小限で済みます。

補助金については、玄関ドア単体では「先進的窓リノベ2026事業」の対象外となります。
ガラス入りのドアは補助率が下がるケースもあり、防火・非防火地域によっても選べる製品が変わってきます。
補助金でコストを大きく抑えるのは難しい商品ですが、「老朽化した玄関ドアを交換したい」「防犯性や断熱性を上げたい」という理由で選ばれるケースは多く、補助金目的でなくても十分に検討する価値があると思います。


💰3. 結局どちらが安い?差がつくのは「商品」ではなく「見積」です


カタログの定価はほぼ横並びです。
実際の金額差は、施工業者の仕入れ状況とその時々の流通事情で生まれます。
「LIXILの方が安い」「YKK APの方が安い」と一般論で言い切れないのはそのためです。


定価が近くても、実際の見積額が変わる理由は、主にこの2つです。

  • 仕入れルートとメーカーとの関係——どちらかの特約店に入っているか、あるいはどちらを多く扱っているかによって、実質的な仕入れ価格に差が出ることがあります
  • 付帯工事の有無——ふかし枠が必要か、既存枠の状態、下地の補修が必要かどうか


カタログを見比べても、実際の金額はわかりません。当社は特約店ではないため、LIXILとYKK APどちらも扱えます。
現地調査でご自宅の状況を確認したうえで、条件に合った最適な1社をご提案します。
「どちらが合うか迷っている」という段階からご相談いただければ、その場で判断の根拠をお伝えできます。


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❓4. よくあるご質問


Q1. 内窓と玄関ドアで、メーカーをそろえる必要はありますか?

性能面でそろえる必要はありません。
内窓と玄関ドアは構造上つながっていないため、それぞれ条件に合うメーカーを選ぶのがベストだと思います。
デザインの統一感を気にされる場合は、色・素材感の組み合わせをご提案します。


Q2. うちの窓枠に、ふかし枠は必要ですか?

既存の窓枠の奥行きによります。カタログの数値だけでは判断しきれないことも多いので、実際に採寸してお答えしています。
現地調査でその場で可否をお伝えできます。


Q3. 結局、どちらが安くなりますか?

カタログ定価はほぼ横並びです。
実際の金額は、業者の仕入れ状況や付帯工事の有無によって変わってきます。
現地調査でご自宅の状況を確認したうえで、条件に合った最適なご提案をします。


Q4. 相談したら、どちらかのメーカーを勧められますか?

当社は特定メーカーの特約店ではありません。
ご自宅の窓枠の状態、ペットの有無、ご予算を伺ったうえで、条件に合う方をお伝えします。合わない方をおすすめすることはありません。


Q5. 工事はどのくらいかかりますか?

内窓は1窓あたり約30分〜1時間。10〜15箇所をまとめて施工しても、通常1日で完了します。
玄関ドアのカバー工法は1箇所あたり約半日(4〜5時間)です。いずれも住みながらの施工が可能です。


🏡5. 結び


LIXILとYKK APの選び方、いかがでしたか。判断のポイントを3つにまとめます。


  • 差がつくのは「奥行き」「色」「ペットの有無」「玄関ドアの断熱限界値」の4点のみ
  • 価格差はメーカーではなく施工業者の仕入れ状況で生まれる
  • 特約店ではない立場だからこそ、2社を同じ条件で並べた見積が出せる

結局、自分の家にはどの仕様が合うのか——ここからが、実は一番難しい判断です。

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この記事の執筆者
丸岡吾郎|株式会社Knot Insight 代表(https://www.knotinsight.jp/company/
建設業許可:埼玉県知事許可(般-7)第079245号
国の先進的窓リノベ2026登録事業者
対応エリア:東京都23区全域(板橋区・練馬区・新宿区ほか)/埼玉県全域(さいたま市・川口市・戸田市ほか)

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